画像:創設者と新代表2人で並んでいる姿

「レバレッジ倶楽部」創設者×新代表対談

参加者の視座を高める経営者コミュニティ

代表交代でさらなる満足度向上を追求へ

Profile

画像:太田 智文の写真

レバレッジ倶楽部 創設者

太田 智文

(おおた ともふみ)

1974年、兵庫県生まれ。神戸大学経営学部卒業。株式会社ピグマ代表取締役。 同社では人材事業、研修事業を展開しており、『すごい会議』マネージメントコーチとして 企業変革の支援に携わる。2018年12月に「レバレッジ倶楽部」を創設。

画像:松浦 幹夫の写真

レバレッジ倶楽部 新代表

松浦 幹夫

(まつうら みきお)

大学卒業後、2004年にベンチャー業界メディア『ベンチャー通信』や『ベストベンチャー100』を運営するイシン株式会社(証券コード:143A)へ創業メンバーとして参画。延べ2,000人に及ぶベンチャー企業経営者にブランディング支援を行う。GMOインターネット株式会社との合弁会社であるGMOベンチャー通信スタートアップ支援株式会社や、海外投資ファンドであるIshin Global FundⅠLimitedの役員も兼任。日本国内のスタートアップ企業支援や、国内ベンチャー企業と東南アジアのスタートアップとの橋渡しを数多く行う。2024年3月、イシン株式会社退社。2024年5月、ANOTHERTEAM株式会社を設立。同年8月、マツウラ合同会社を設立。

事業の発展や人脈づくりを目的に行われている「経営者交流会」。
そのなかでも、参加者の「学び」や「気づき」を重視した運営を特徴としているのが「レバレッジ倶楽部」だ。
2018年12月に太田智文氏(株式会社ピグマ代表取締役)が設立した同倶楽部では、
これまで6年以上にわたり、「経営者としての視座を高める」をテーマとしたセミナーを多数開いてきた。
その同倶楽部では2025年1月、松浦幹夫氏(ANOTHER TEAM株式会社代表取締役)を新代表に迎えた。
ここでは、太田氏と松浦氏を取材。太田氏には同倶楽部創設の経緯や大切にしてきた運営方針について、松浦氏には新代表としての今後の抱負などを聞いた。

体験談を通じて得られる「学び」と「気づき」

太田代表は、どのような想いで「レバレッジ倶楽部」を創設したのですか。

画像:太田代表の写真

大田:経営者が持つ志を実現してもらうために、「より高いレベルの志に触れてほしい」という想いが強くありましたね。
私は自身の会社の事業を通じて、いまも多くの企業の経営支援に携わっていますが、伸びる会社には伸びる理由があって、そこには「共通項」があります。
それは、事業内容との側面というよりは、経営者としての置かれた環境であり、具体的には、経営者に「1つ上の目線を持つ人たちとの関わり」をうまく利用する姿勢があることです。いわゆる「メンター」を見つけ、事業戦略はもちろん、経営者としての「考え方」や「生き方」といったことまで吸収し、それを企業経営に上手く活かしているものです。
経営者のなかには、そうした姿勢を自然に実践している人たちもいれば、そのような環境になかなか巡り合えない人もいます。そういう経営者に対して、いかにチャンスを提供できるかを問い続け、できることからと始めたのが、私の経営者ネットワークを活用した経営者交流会であり、現在のレバレッジ倶楽部の原型になっています。

最初の交流会では、上場した2人の経営者の対談を企画したのですが、そこに私が加わり質問を重ねていくことで、普段はなかなか話してもらえない「秘伝のタレ」のようなエピソードも話してもらうことができました。
それに対する参加者の満足度が思った以上に高く、経営者たちにとっての価値が高いことを目の当たりにしたことから、その後も継続していくことになりました。

レバレッジ倶楽部では、ほかの経営者交流会に対して、どういった違いを持たせようとしたのでしょう。

大田:レバレッジ倶楽部では現在、おもに上場企業の経営者を「メンター」として登壇してもらうセミナーを1~2ヵ月に1回開催していますが、そこで得られた情報を参加者に「シェア」してもらうことを当初から意識してきました。
単なる情報提供ではありません。私は、「情報提供」と「シェア」は似て非なるものだと思っています。情報提供で伝えらえる「情報」とは、効率よく「教える」ために意図をもって整えられたフォーマットです。

そこから得られる「気づき」よりも、何が起きたのか何を感じたのか、そのときの温度感も含めて、あるがままを語ってもらうことから、参加者は追体験することで多くの「気づき」を得られると思っているのです。

そうしたセミナーにすることは、なかなか難しいのではありませんか。

画像:対談している2人の写真

大田:そのために、登壇者には「単なる成功ストーリー」を話してもらうのではなく、その裏にあった「痛み」や「悲しみ」を伴う苦労話や失敗談、そしてそれらをどう乗り越えたかなど「赤裸々な内容」を、あるがままに語ってもらうように導いています。
参加者は、会の中で登壇者の体験シェアから得られた気づきや学びをお互いにシェアし、そして体験談を自身の立場に置き換えて実践に活かす。
その繰り返しによって得られる「学び」や「気づき」が「経営者としての視座」を高める良き機会になると確信しています。

レバレッジ倶楽部には、「経営の桁を変える」というテーマもあり、会社の売り上げやレベルを一桁も二桁も変えたいという高い志を持つ経営者が集まっています。そうした集まりだからこそ、そこで生まれる「体験のシェア」は、各々が持つ志の実現に向けて必要な行動変容にまでつながるのだと考えています。

こうした考えのもとで活動を続けてきた一方で、倶楽部の名称に「レバレッジ」を冠しているだけに、倶楽部の運営自体も桁を変えようと試行錯誤を繰り返してきました。そして、設立から6年がたった今、なにがもっとも会員に対する価値を高められるかを考えたとき、結論として出たのが経営陣の交代でした。

レバレッジ倶楽部には唯一無二の価値がある

運営を引き継ぐ相手として、松浦さんを指名した理由はなんでしょう。

大田:私は、松浦さんが前職の『ベンチャー通信』という経営者向けの雑誌に携わっている頃からお付き合いしています。
松浦さんの経営者へのリスペクトの高さに、ずっと好感を持っていました。そこで松浦さんがやられてきたこと、これから実現したいビジョンなどを聞いたときに、レバレッジ倶楽部がめざす世界観に共通したものを感じたのです。レバレッジ倶楽部の運営を託すには、最適な人物だと思いましたね。

太田さんの言葉を、松浦さんはどう受け止めますか。

画像:レバレッジ倶楽部 新代表松浦氏の話す姿の写真

松浦:お褒めの言葉を頂戴し、大変恐縮しております。

私は、太田代表が育ててきたこのレバレッジ倶楽部には、唯一無二と言っていい価値があると心底思っています。私はメディア事業に長年携わってきた経験があり、そこではベンチャー企業や起業家の魅力に触れ、これをライフワークにしたいと思ってきました。
私は、レバレッジ倶楽部はまさに「メディア」だと捉えています。
そこでは、登壇者から経営哲学のことや人生における生き様など、その人の「ど真ん中」の情報が発信されます。
また、セミナーやその後の交流会などを通じて、参加する経営者同士をつなげる媒介としての役割もレバレッジ倶楽部にはあります。

私は『ベンチャー通信』を通じて、大きな志を持つ経営者のみなさんの魅力に触れ、敬意の念を抱いてきました。雑誌とは違った形で、そうした経営者たちの魅力を伝えるライフワークの舞台に立たせてくれた太田さんに、本当に感謝しています。

目指すは「日本一の経営者コミュニティ」

太田さんから松浦さんへ、エールをお願いします。

画像:レバレッジ倶楽部 新代表松浦氏の話す姿の写真

大田:自分のことを信じて、自分が思ったことをどんどん運営に反映していってください。私が「あれやこれや」と意見を言えばやりにくくなると思うので、私は直接口を出さないように努めますが、間接的に最大限サポートしますから。
運営で困ったことが起きた時にはすぐに連絡ください。一緒に解決策を探っていきましょう。

松浦:心強いエールで、とても安心します。太田さんのレバレッジ倶楽部にかけてきた想いを引き継ぎ、参加する経営者のみなさんから「来てよかった」「とても参考になった」と思ってもらえるように、単なる「交流の場」ではなく、自己研鑽できる「学びの場」となる運営をこれからも大切にしていきます。
会員満足度がナンバーワンの「日本一の経営者コミュニティ」を目指すことが、太田さんへの恩返しになると思っています。